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手のひらの恋 豆本展 [作品展]

手のひらの恋 豆本展に参加中です!

2016年10月1日~10月31日
Box Gallery Make Merry! -for the creator- (ボックスギャラリー メイクメリー)
営業時間:11時30分~18時
定休日:毎週火曜日・第二・第四 日曜日
住所:香川県高松市南新町6-4 第二池田屋ビル2階東側(お隣は、和処 NOGOさん、下は床屋のハマノさん)
TEL 087-835-5818

詳しい様子はこちらをクリックしてください。

今回のテーマは「手のひらの恋」です。恋に縁のない私はこんなの出してます。

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燐寸箱豆本「和菓子に恋して」。花より団子です。
タグ:豆本

ジオラマ 坪庭 [ジオラマ]

8月には久しぶりにジオラマが一つ完成しました。

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巾11.7cm、高さ11.7cm、奥行き9.7cmの100均で買った白木の箱です。和綴じの豆本を展示するのに作りました。

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箱の側面には朝顔を描きました。

おかやま いまなんどき 豆本どき!2016 [イベント]

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おかやま いまなんどき 豆本どき!2016

いよいよ今週金曜日からです!
日時 2016年8月12日(金)~8月21日(日)
 11:00~18:00(最終日~17:00) 16日(火)休廊
場所 art space テトラヘドロン
 岡山市北区表町1丁目9-44 アイウェア カイロス2F

atelier ROSE & SATYで参加しています。

今回の新作をちょっと紹介

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和綴じ豆本「和のお菓子」は1月からあれやこれや作ってきた作品です。結局、この大きさに落ち着きました。

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中身はこんな感じです。

面取り [製本・豆本]

面取り、料理で大根の煮物などで煮崩れしないようにあらかじめ角を切り落としておくことです。辞書を引いてみると角材などの例も載っていました。製本の場面でもよくこの面取りをします。

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切っただけのボール紙は切り口が立っています。このまま紙を被せて表紙を作ると一番すれる表紙の端が立っているわけです。まずそこから破れてきます。それで面取り。ほんの一手間が本を長持ちさせます。

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革でオンレイをするときにも面取りをします。これは革やデザインによってはしないこともあります。オンレイとは革の上に革を貼る技法のことです。ここで面取りをするとひっかかりが少なくなり、はがれにくくなります。これも一手間で本を長持ちさせることになります。

一手間、一手間の積み重ねで本は完成に近づいていきます。

道具を作る [手仕事]

新しい道具というのはどうしてこう楽しいのでしょうか。

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今回作った道具は「スタンピングリーフ用アイロン台」です。スタンピングリーフという熱転写で金箔を貼る素材があります。それ専用のアイロン台を作りました。作りましたと言うほどのこともなく古いお菓子の板に緩衝材をのせて表に紙を貼っただけです。表面を紙にしたのとマスキングテープでとめたのは汚れたらすぐに取り替えようと考えているから。

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裏から見るとこんな感じです。この板に穴がたくさんあいているのは目打ち台として長年活躍してきたからです。

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そのアイロン台を使って作ったうちのロゴです。金色ぴかぴかー!

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道具を作ると言うことで今回、調整した竹べらです。道具というものは最後は使う人間が調整するものだと思うのです。道具だけは着々と一人前の職人になってきます。その道具を使っていろいろ生み出していかねば!

くるみ製本 [製本・豆本]

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I jointed the contents and covers.

情けないことにくるみ製本の本文と表紙をジョイントする作業は今でも緊張します。
ここまで綴じてきた本文と手をかけて作ってきた表紙をあわせるのですが、糊の作業なのでやり直しが困難です。つまり一発勝負です。

糊は端まできちっと塗れていなくてはいけませんが多すぎてもいけません。
「塗り残しない? 塗り残しない。 塗り残しない!」

糊の固まったものや刷毛の毛などのゴミがあってもいけません。
「ゴミない? ゴミない。 ゴミない!」

しかも素早く…そして、チリは三方同じくらいに
「曲がってない? 曲がってない。 まっすぐ!」

シワなくゆがみなくきちんと貼れていないといけません。
「シワになってない? シワない。 シワない!」

もちろん口に出してはいません。が、心の中では叫び続けています。

「伸びてる? 伸びてる。 伸びてる!」 
紙は濡れると伸びるのです。そして乾くと縮むのです。

プレス機で一旦しめるときちんと本になって出てきます。
心の中の叫びは「おー」という達成感に満ちたものになります。
そして数日後、糊も乾いて落ち着くと本の出来上がりです。



絵本の修理 [修理]

I repair a picture book.

絵本の修理を頼まれました。まだ出版されている本なので買い直すこともできるのだけど、この本に愛着があるのでとのこと。その気持ちよくわかります。きっとページをめくったときの思い出も本に綴じられています。

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1冊目本文はきれいなのですが背が落ちてしまっています。

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2冊目も背が傷んでいます。

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こちらはセロテープのあとが茶色くなっています。セロテープは本の修理には使ってはいけませんね。他の用途にはとても便利な素材なのですが。また、ページの下の方がかなり破れていました。

パラがけによる小口装飾 [作品展]

Edge decoration.
昨日、パラがけによる小口装飾をしました。緑、黄色、赤をかけましたが点が粗いですね。根気ないのが丸わかりです。

和綴じ [製本・豆本]

和綴じの綴じ方の色々です。
左から赤が四つ目綴じ、黄色が亀甲綴じ、青が麻の葉綴じ、緑が康煕綴じです。


箱庭師の弟子 [手仕事]

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箱庭師すこっつぐれい先生のジオラマ教室に通い始めて3年半、なかなか作品はできません。
今回は額仕立ての作品です。「小さな窓からのぞくと広い世界が広がっている」そんなテーマで作ってみました。
先生より「箱庭師の弟子」を名乗ってもよいとお許しをいただいたのでこれからもがんばって作って行きます。

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正面から見るとこんな感じです。

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窓の中にはこんな世界が広がっています。

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